ブタ子は今年転職して半年で退職に至りました。その原因は職場での陰湿ないじめです。以前書いた記事ではがんばろうと思っていましたが、精神的に無理だったので退職という道を選びました。
今現在いじめで悩んでいる人のお役に少しでも立てればとブログを書くことに決めました。
退職前に書いたブログはこちら↓
退職後に書いたブログがこちら↓
目次
いじめをする人の特徴とは
ブタ子は転職当初から意味不明でいじめられそれが半年の間続きました。いじめをする主犯格には特徴があることにブタ子はいじめられる中で気づきました。
その特徴は
- プライドが山より高い
- 自分が1番できると思っている
- 自分よりできる人がいると気に入らない
- 自分に歯向かう人は気に入らない
- 自分のミスは笑ってごまかす
- 人のミスは許せない
- 自分のプライベートな話をしたがるが、他人のプライベートな話には興味ない
- 他人が自慢話をしたら気に入らない、自分は自慢話ばかりする
- いじめ方が幼稚(無視、教えない、陰口、悪口)
- ノミほどの心臓なので面と向かっては悪口は言わない
- 何か問題があるとメンタルが崩壊する
- 自分の機嫌によって人への態度が変わる
- いじめのターゲットを決めると、それ以外の人を巻き込みターゲットを孤独に追い込む
なんだか上げるときりがないでるが、いじめの主犯格は小心者が多く人をいじめることでしか自分の居場所を確保できない臆病者です。いつも悪口を言っているので実際は他の人たちからも信用されていません。
ブタ子は典型的ないじめの主犯格がいたため、この人を観察しながら思っていました。こんなしょうもないことよくできるなと。
いじめをする人は2種類に分かれていて、主犯格の意地悪と自分がいじめられないため仮面をかぶって主犯格を持ち上げるタイプの2種類です。自分がターゲットにならないためには何でもします。主犯格に媚を売りまくって一緒に悪口を言う。このタイプは人として1番信用ならない人間です。
仲良く見せかけて影で主犯格の悪口も平気で言っているタイプです。
いじめのターゲットになったら
まず、誰でも職場でいじめられたときその解決策を考えようとしますよね。ブタ子もそうでした。
自分が変わればいいのか?相手を変えるためにはどうすればいいのか?なにかいい方法はないだろうか??
ブタ子が色々探して出した答えがあります。
相手は変わらない
です。
いじめる人は変わることはありません。いじめという陰険なことができる人はもともとの性格ですから。
ブタ子は転職したばかりだし、本当に辞めたくありませんでした。休みは少なくなったけど給料が上がるというのは休日に好きなところに行って好きなものが買えるという喜びを感じていたからです。
職場は少人数ですべていじめの主犯格が牛耳っている感じで、何の関係のない人もブタ子を無視したり悪口を言ったりと最悪な環境でした。そのため毎日が孤独との闘いでした。
仕事だけならまだ耐えれたのかもしれないですが、少人数ゆえの問題も多かったです。プライベートなことへの干渉や誕生日にプレゼントをあげる意味不明な風習、全員が主犯格をもちあげる言葉を発する違和感。。
ブタ子はこれも耐えられませんでした。誰かがお土産を買ってきたとしてもブタ子には誰一人声をかけないのでその残っているお土産がブタ子のものなのかどうか知るすべもありません。
そういう幼稚で陰険な意地悪を毎日されていました。
基本あいさつは無視、話しかけてもめんどくさそうにしか言わない、仕事を教えない、完全なパワハラです。
そしていじめる人の特徴としてあら捜しを必ずするということ。何をするにも監視、監視、監視、少しでも自分と違うことをしようものなら走ってくる勢い。その観察、労力の無駄ですよね。
こんな日々が続きなんとか対処法はないものかとネットを調べたり家族に相談したりしました。
私の求める答えはネットの中にはなかったです。色々な人が書いていますが、我慢するとか上に相談するとか、一般論しか出てこなかったです。
そのうち職場に行くと手が震えるようになりました。毎日頭痛もして頭痛薬が手放せなくなりました。胃も痛いし眠りが浅いし、これはやばいと思いましたね。
いじめをする側が臆病者なのでターゲットを決めるとき、自分より弱そうな人を選びます。自分より強そうなものを選ぶと自分がメンタルが弱いのでやられることがわかっているからです。
ブタ子は今までもいじめのターゲットになったことがありました。何も言い返さないからかな?でも、言い返すとわからないことを聞けなくなるし、少人数ならなおさら仕事の支障がでるのはわかっていたので我慢していました。
この我慢するというのがいけなかったんでしょうかね?ブタ子は何も言い返さないことをいいことにいじめはエスカレートしていきました。
1度言い返すまではいかなかったんですが、その人へ意見を言ってしまったことがありました。この手の人は前にも言ったようにプライドが山より高い。それが気に入らなかったんでしょうね。
その言ったあとから無視、悪口が異常なスピードで加速して仕事にも支障が出ました。物を投げて置いたり、わざわざ影にいって悪口を言う。ブタ子が言ったことはすべて無視。
本当にわかりやすい単純な意地悪な性格です。
そしてこの手の意地悪は人によって態度を変えるのも得意です。気に入った人には誰だこれ?と思うくらいフレンドリーに接し、逆に気に入らない人にはさっきのはなんだったのかというほどの態度の変わりよう。信用できない人種です。
いじめの対処法
ブタ子が実際にいじめられ、最初にとった行動はまず家族に話すということでした。一人で抱え込むとかなりのストレスになります。家族だけでもこの現状を知って理解してくれていたらやっぱり気持ちが違いますよ。
ただ、いじめがエスカレートすると家庭での愚痴がどうしても多くなってしまいました。それを聞かされる家族もだんだん負担に感じてきていてよくケンカになりました。いじめの弊害です。いじめがなければこんなことしないですんだのにという気持ちが沸き上がりました。
いじめを受けていて退職する2か月前に書いたブログではもう少しがんばろうと考えていました。いじめを受けているとなにか仕事を続けるためのモチベーションを持たなければ続けることができません。
ブタ子は給料日だけを楽しみに毎日毎日がんばりました。そして最近ではボーナスまでは絶対がんばると決めていました。こんな意地悪な奴のためにボーナスをもらわず辞めるのはもったいないと考えたからです。
休みは1日しかなかったのでその日は疲れていてもなるべく外に出かけて気分転換をするよう心掛けました。疲れているからと休みの日に1日家でゴロゴロすると余計ストレスがたまったからです。
気分転換はとても大切で、いやなことを忘れるために必要です。しかし、休みが終わるころ仕事のことを思い出します。せっかくの休みの1日が台無しになります。人間はいやなことを忘れようとしても頭の片隅に絶対にあるため思い出してしまう生き物。
ブタ子もいつも考えてしまっていました。だって家族といるより意地悪達といる時間のほうが断然長いんですもん。忘れるのは無理です。
そんな解決策を探しても無駄でした。体と心は毎日のいじめに確実にむしばまれ、笑顔も次第に減っていきました。
いじめの解決策はこれだ!
ブタ子が見出したいじめの解決策、それはいじめる奴が退職するか自分が辞めるかの2択のみ!
これしかありません。ネットで検索したときは相手を変えるとか自分が変わるとか書いてありましたが、そんなのなんの解決にもなりません。だって相手は絶対に変わりませんから!!
でも、いじめをした奴が辞めないのに自分だけが辞めるなんて悔しい!!何もしていないのに。そして、意地悪な奴はブタ子が辞めたらなにもなかったかのように通常に戻る、そしてまたターゲットを変えるだけ。。
悔しい話ですよね。ブタ子も仕返ししてやろうとかも考えました。悔しくて。
でも、仕返しなんて馬鹿なことしなくても天罰下ります。
ボーナスまでがんばるって決めたのにそんなには働くことができませんでした。
でも、辞めてよかった。辞めることは逃げることと思っている人がいるかもしれませんが、それは違いますよ。
辞めることは自分を守ること、家族を守ることです。勇気がいるんですよ、辞めるにも。仕事がなくなるわけですから。しかし、そんなこと言って精神を病んで働けなくなったほうがもっともっと家族が困るんですよ。
退職する前にしておくべきこととは
ブタ子は退職前にしとけばよかったなと思ったことがあります。それは診断書をもらっておけばよかったと。実際ブタ子は辞める前に精神科の予約をしました。しかし、今現在心を病む人は大変多く予約が取れたのは4か月待ちの来年2月。。そんなにもつだろうかと思いながら予約しましたが、案の定持ちませんでした。
診断書がなぜ必要かというと、いじめの証拠として残せるのと退職後の手続きに有利になるところがあるということです。
しかも!当然ですが、診断書の日付は退職する日よりも前でないといけない。そりゃそうですよね。退職してから診断書書いてもらってもそれが仕事が関係するのか不明ですもん。
もっと早く予約しておけばよかったとこれだけは後悔しています。
あと、ブタ子がしていたことが証拠集めです。いじめは周りには見えにくいという性質をもっているため自分で証拠を集めないと誰も集めてくれません。
1番いいのがボイスレコーダーや動画での記録です。誰がみても証拠になります。ただ、いじめが陰で悪口とか無視とかはそういうものでは記録が難しいです。ブタ子も陰で言われたり無視だったり陰険だったので考えました。
ボイスレコーダー、ペンタイプなら怪しまれずできますね。
こちらは人気のボイスレコーダーです。最近はボイスレコーダーの価格も下がっていますので1つ持っておくと安心です。
そして始めたのは客観的な記録です。日記というやつです。日記は主観的になりやすく、証拠としては心細いですがないよりはましなので記録としてつけ始めました。
その記録として必要なのが、日時、時間、具体的にされたこと、言われたことを細かく書いていくということでした。ブタ子は忘れやすいので言われたりされたりしたときにメモをとっておき帰ってから具体的に書くということをしました。
これは証拠残しだけでなく、ブタ子の気持ちを少し楽にしてくれました。これがあれば限界になったとき上司にこれを見せることができると。いじめはされた人しかわかりません。
退職する前にすることはもう一つ。いじめがあるという事実を上司に報告しておくことです。これは意外と重要で、いじめる奴はずる賢いところがあるので見つからないようにいじめをします。案外上司はいじめの事実にすら気づいていないことも多いです。
いじめの事実を上司に報告しないまま退職するといじめを知らなかったと言い張られたり、何も相談なかったといわれたりして退職理由を自己都合で済ませてしまう場合もあるからです。
退職すると離職票というものをもらうんですが、その退職理由によって失業手当の待期期間が違ってくるためです。いじめの事実と診断書があると退職理由を会社都合にできる場合があります。
また、自己都合退職の場合でも診断書があればいじめということで会社都合扱いのようにしてもらえるそうです。ブタ子は診断書間に合わなかったのでこれはできません。退職前に診断書が必要なのはこういうことですね。
自己都合の退職では失業手当がでるまでに3か月の給付制限がつくので実際もらえるようになるまで4か月くらいかかってしまいます。
会社都合だと7日の待期期間後支給が始まるので1か月もたたないうちに失業手当がもらえます。よっぽど貯金がある人は別ですが、突然退職すると生活費の確保が難しいのでいじめの場合考えるのもありです。
いじめは精神を破壊する
いじめが苦で自殺する人が増えています。その理由は毎日のいじめにより精神がむしばまれ、死んだほうがましだという考えに至ってしまうからです。ブタ子も生きているのって辛いなとか死んだら楽になるなとかいろいろ考えました。でも子供もいるし、と考えなおしましたが、あのまま働いていたらどうなっていたかはわかりません。
今自分が職場に行きたくないと思っている人は多いと思います。それが行きたくないでは済まなくなると動悸や手の震え、過呼吸などさまざまな身体症状が出てきます。また精神面でもいつもいじめのことを考えてしまい気持ちが沈み、表情がなくなっていく。そうなるとあとは原因を取り除かない限り解決は難しいです。
精神科を受診し、仮にうつ病と診断されたとしても原因が残っている限りその状態から抜け出すのは難しいことだとブタ子は思います。
そうなる前に辞めるという選択肢をとるのはとても勇気のいる行為です。でも、心が1度病んでしまうと完治は難しくなります。いつも何かにおびえて、外出も怖くなり、結果的に働けなくなるという悪循環に陥ります。ブタ子も今外出が怖いです。
でもあのまま続けていれば確実に精神を病んで今ここにいる気がしません。
あの時辞めてよかった!とブタ子はつくづくそう思います。ボーナスまではとがんばっていたけど、そんながんばり何の得にもなりません。お金をまた稼げばいいけど、心は元には戻りません。ましてや死んでしまってはもう何もできません。
そうなる前に相談して、自分を守る行動をとってほしいと思いブログを書きました。
ブタ子はいじめで毎日が辛いとき、毎日聴いていた曲があります。
セカオワの「銀河街の悪夢」です。
いじめられて辛い、行きたくないと毎日毎日思っているときに車での通勤のとき聴いていました。
この曲はセカオワの深瀬さんの実体験をつづられた歌で、私の気持ちが重なる曲で、聴いては泣いていました。でも、私より辛い人もいるとこの曲でなんとか乗り切っていました。1度聴いてみてほしい曲です。
まとめ
いじめするほうが悪いけどいじめられる方にも原因がある、と言われたことがあります。それおかしくありませんか?絶対悪いのは確実にいじめる側。人間として未熟すぎて人をいじめることで自分の居場所を確保する人。そんな理由でいじめられてはやってられません。
最近でも学校教師によるいじめ報道がありましたよね。あれをみて私は泣きました。こんなひどいいじめにあっても2年も耐えたのかと。私なんてまだいい方だとも思いました。
でも人によって感じ方が違うので一概には言えません。自分にとってそのいじめによって辛いと感じることはあなたにとってしんどいことなんです。
それを逃げたとか思ってはいけません。守ると思ってくださいね。この記事が誰かのためになることを祈ります。
2020年2月 追記
ブタ子のブログを読んでくださりありがとうございます。
このブログを読んでいる方はいじめや他の理由で仕事を辞めたいと思っている方だと思います。
生きるのは辛い、行きたくない、辞めたい、色々な考えが巡ります。ブタ子は今仕事を辞めて家で自営のような感じで働いています。あの時本当に辞めて良かった。心からそう思います。
辞めることは勇気が必要です。辞めたあとのお金のことも気になります。でも、それ以上に大切なのが自分自身です。他人は人が不幸でも手を差し伸べてくれません。それどころか一緒になっていじめる人までいます。
自分を守れるのは自分だけ。いい答えが見つかることを願います。
2021年5月 追記
ご覧いただきありがとうございます。毎日ブロのの集計してるものを見るとこちらの記事を読んでくださる方が多いことに気づきます。
それだけいじめで悩んでいる方が多いという悲しい世の中に、人間はなんと愚かなのだろうと日々考えさせられています。現在はコロナのこともあり仕事がなくなったり日々生活するのがいっぱいいっぱいな方も多いです。そのストレスの中でさらに精神的に追い詰められるいじめという悪質な問題にどう対処すべきなのか、答えを見つけることは容易ではありません。
私の答えがすべての人に当てはまるものではないですが、自分を守るということは間違いなく言えることなので少しでも参考になれば幸いです。
どうかいじめる人に負けないでください。