アレルギーで他人の冷たさを知ったとき




今日はブタ子が今まで実際に体験してきたアレルギー関係の嫌だったこと1番を書いていこうと思います。

これはあくまでもブタ子の主観なのでさらっと読んでいただけると嬉しいです。

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1年ほど前、遠くの公園に遊びにいったときのことです。その公園は広大な土地にあるもので、それは緑豊かなところにありました。ということは、周りは田んぼや畑でお店が一つもありません。コンビニすらないのです。

コンビニはあるとたかをくくっていたブタ子。公園についたらちょっとした売店はありますが、コンビニ目当てだったので困りました。

ちょうど途中に大きな道の駅を見つけたのです。ブタ子はなるべく道の駅の食堂では食べないようにしているのですが、その時はどこもなかったので大きいところだったし食べることにしました。

なぜ道の駅の食堂を使わないかというと、道の駅の食堂はブタ子が行ったところは全部アレルギー表示が書いていなのです。高速道路のサービスエリアの食堂はすべてアレルギー表示がされていて遠出したときは安心してサービスエリアの食堂を利用します。

聞けばいいのですが、今までの経験上聞いた人はほぼ答えられない。よっぽど食に対して詳しい人は別です。でも命にかかわりますから必ず確認します。

そんなときは決まってこういうのです。

ブタ子「このメニューには卵が使ってありますか?」

店員「さあ、たぶん使ってないと思います。」

たぶん?たぶん?思います?ちゃんと調べもせず自分の感想ですか?ブタ子だったら怖くてメニュー表でも材料表でも持ってきて一緒に確認します。だって命にかかわりますもん。

アレルギーに対する無知は仕方のないことです。今まで何のアレルギーもない、考えたこともない環境で生きてきたんです。自分とかかわりのある人にアレルギーがなければ知らないのは当然です。まして、食事に関係する仕事についたりしない限り知らないのはさらに当たり前なのです。

しかし、食堂で働く以上は知っておくべきではないのでしょうか?昔より格段にアレルギーの子供が増え、アレルギー表示が義務化されている中食べ物を扱う人は知っていて当たりまえだと思っていたのはブタ子だけでしょうか?

もちろんちゃんと店の奥に行って調べてくれる人もいました。しかし、調べてくれない人の多いこと。

話は戻りますが、道の駅の食堂を利用したときのこと。案の定アレルギー表示がどこにもない。これは聞くしかない!そう決心しました。ブタ子はもともと変な顔をされるのでアレルギーについてはあまり聞きたくないのです。しかし、そんなわけにはいかないので勇気を出して聞きました。

ブタ子「このメニューに卵は使っていますか?」

店員「さあ?」

聞き間違いか?聞いてないのか?それ答えになってます?

ブタ子「卵を使っているか調べてもらえますか?」

勇気をだしてもう一歩踏み込みます。

店員(何も言わず奥に行き、店長らしき人にききにいく)

それだけでも十分態度が悪く、腹も立っていましたがぐっと我慢です。

数分して戻ってきてこう言いました。

店員「多分入ってないです。」

調べたのにたぶんって何??調べた意味あるんかい?

すると子供がなんと今聞いたメニューとは違うものが食べたいと言い出しました。ブタ子がカレーなら入っていないだろうと思って決めて聞いたものですから、子供はそれを食べたくなかったのですね。反省。

ブタ子は再度意を決して店員に尋ねてみました。案の定すごい態度。

ため息をついて何も言わず奥の店長のところへ。店長もしっかりしてなさそう。嫌そうな顔を2人でしているのがまる見え。社会人なので顔に出さずできないものか?しかも接客。

また数分して戻ってきて言いました。

店員「多分使ってないです。」

また多分か。2回聞いたブタ子も悪いのかもしれませんが、多分でなんかあったらどうしてくれる?そこもぐっと飲みこんでやっとご飯。

食事ができあがって呼ぶときも変な人を見るような目で見て、何も言わず渡す店員、店長も変な目で見ています。

食事中ずっと納得いかなくて何を食べたかも覚えてません。ただただ、悔しくて。

子供もせっかくの遠出なのに楽しくなさそう。悲しい。なんでこんな思いをしなくちゃいけないのか?アレルギーをもっているせいか?

食器を返却するときあの店員と店長がそこにいるにも関わらず何も言わず、普通あいさつしませんか?我慢の限界を迎え、ついに堪忍袋の緒が切れました。

ブタ子はその店員と店長に言いました。

「さっきアレルギーのことについて聞きましたけど、そんなにめんどくさかったですか?アレルギーを持つ子供は好きなものも食べる権利はないのですか?」と。

まだたくさん言ったと思いますが腹が立っていてよく覚えてないところも。

とにかく、アレルギーを持つ人に対して冷たい現実を肌で感じ、今までで1番悔しい思いをしました。アレルギーがあるから食事の制限もたくさんあるのにさらに店員にはあんな態度を取られるのか?

よく調べもしないで、めんどくさいという思いが顔にもろばれぐらい出て、さらにその店長まで同じ態度。同じ穴のムジナ。なんだか情けなくなりました。

ブタ子は店員に言っている間、子供は今にも泣きそうな顔でもういいからと手を引っ張ります。それを見てなんでうちの子がこんな思いをしないといけないのかと余計腹が立ちました。

あとで悔し泣きしました。

アレルギーを持っているとこういったことはたくさんあります。1番辛いのはアレルギーを持っている本人。今まで食べれないことでさんざん我慢もしてきました。

そういう子供たちのためにもっと大人がきちんとするべきだとブタ子は思っています。適当に扱って、何かあってからでは遅いのです。

こういったことは今まで何度もありましたが、何度もあっていいものでしょうか?一種の差別だとブタ子は思っています。

アレルギーのある人のほうがない人より圧倒的に少ない。それがみんながアレルギーというものを知らない原因だと思います。自分が経験して初めて気づくこともたくさんあります。

実際ブタ子も子供が卵アレルギーでなかったらアレルギーを知らなかったかもしれません。なのでアレルギーを知らなくても当たり前のことなのかもしれません。

しかし、ブタ子は経験したので貴重な体験をさせてもらっていると思ってこれからもがんばりたいです。

子供のためにもっと強いお母親にならなければ!と思うブタ子です。

ご覧いただきありがとうございました。

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2 件のコメント

  • ブタ子さん。はじめまして。私は大人になってアレルギーを発症したゆかと申します。アレルゲンの有無を聞くことは、大変ですよね。私も小麦・乳・卵・大豆・とうもろこし・えんどう豆・キドニー豆・ほたて等たくさんアレルギーがあるので、外ではほとんどのものが食べれません。
    アレルギー発覚当初は気負いすることなく店員さんにアレルゲンを聞いていましたが、だんだん億劫に感じてしまって、本当は食べたいけどきっとアレルゲン入っているだろうなという商品は諦めて、間違いなく食べれるものをオーダーするようになりました。
    ブタ子さんはお子さんのためにお子さんが食べたいメニューを毎回確認されているとのこと、本当に素敵なお母様です。尊敬します。
    そして、食物アレルギーの認知は広めたいですよね。私の周囲でも、あまり深く知っている方は少ないです。(私も食物アレルギー発覚前は、定義くらいしかわかっていませんでした。)なので、何か学校や仲間との集まりの際に、この話題になったとき、困っていることを話すようにしています。その悩みがほかの誰かに知ってもらえると思うからです。
    食物アレルギーがあることで、人よりも苦労をするけれど、人の優しさに触れる機会も増えますよね。ブタ子さんのお子さんは、記事にあるような対応をしてくれるお母さんを見て、ブタ子さんの愛情を深く感じられていると思います。

    • ゆか様
      こちらのメッセージが表示されておらず、せっかくコメントいただいていたのにお返事が大変遅くなってしまい申し訳ありません!!
      とても嬉しいコメントありがとうございました!大人になってのアレルギーとのことで今まで食べてきたものが食べれないこと
      本当にお辛いと思います。
      ゆか様のおっしゃる通り食物アレルギーに関する認知はかなり低く、聞いても調べず多分入ってないでしょう程度の回答本当に恐ろしいです。
      命にかかわるということの認知に低さはアレルギーを持つ親としてはとても怖いです。
      実際にアレルギーを持った方のお言葉は知らない人達にとっても勉強になり、少しでも認知されることになると思います。

      子供は食べられないものがあることで辛い思いもしていますが、ゆか様の言われるようにクラスメイトが優しかったりアレルギーについて
      認識してくれることを嬉しく思っていました。
      自分の身はやはり自分で守るしかないので、アレルギーはこれからも絶対に確認していきます!
      ゆか様も食べれないものが多く、辛い思いも多いと思います。周りにわかってもらえることはすごく励みになりますよね!

      嬉しいお言葉をいただき、私もまた負けずにこれからも確認します!絶対!
      ゆか様も負けずに頑張ってくださいね!!

      返事が遅くなってしまって大変申し訳ありませんでした!!

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